
photo by interplast
重い病気を患う患者に気づかれないよう、暗号のような言葉で話す医師たち…そんな光景はドラマなどでよく見られますが、私たち一般人にしてみれば、英語やドイツ語混じりの医療用語はタダでさえ難解でもはや隠語のようなもの。さらに隠語を使っているとなると…お医者さんたちは一体何を話しているの? ひょっとして私は末期ですか!? と、疑心暗鬼に陥らぬよう、医療機関で使われる隠語を一挙ご紹介!
そもそも医療機関ではドラマや映画のように、本当に隠語が使われているの? という筆者の疑問を「使われていますよ」とサラリと解消してくれたのは、都内某大学病院に勤務する看護師のAさん。今回は、Aさんが思い出せる限りの隠語を教えてもらいました。
【診療科や医師などをあらわす隠語】
・ウロ:泌尿器科
泌尿器科をあらわすUrologyより。
・ギネ:産婦人科
産婦人科をあらわすGynecologyより。
・オーベン:指導医
「上部に」などの意を持つOben(ドイツ語)より。上級医師を指すことも。
・ネーベン:研修医
「○○のそばに」などの意を持つNeben(ドイツ語)より。下位の医師を指すことも。また「Resident」(英語)に由来する「レジ」とも。
・ノイエ:新人
新顔をあらわすNeuer(ドイツ語)より。
【病名や疾患などをあらわす隠語ど】
・プシコ:精神病(患者)
精神医学をあらわすPsychiatryより。「mental」に由来する「メンタ」とも。
・ワ氏:梅毒(患者)
梅毒の感染を検出するワッセルマン(Wassermann)反応より。
・ゼプ(る):敗血症(ショック状態に陥る)
敗血症をあらわすSepsisより。
・マンコウ:慢性硬膜下血腫
そのまま略語。
・マンマ:乳がん
乳がんをあらわすMammary Cancerより。
・アッペ:虫垂炎
虫垂炎をあらわすappendicitisより。
・カルチ:悪性腫瘍
癌をあらわすCarcinomaより。
・ヘモ:痔
痔をあらわすHemorrhoidより。
・テーベー(TB):結核
結核をあらわすTuberculosisより。
・サバラ(った):クモ膜下出血(を患った)
クモ膜下出血をあらわすSubarachnoidal Hemorrhageより。
・ワイセ:白血球
白血球をあらわすWeisen Blutkorperchen(ドイツ語)より。おなじく「Leukemia」に由来する「ロイケ」とも。
・デコる:心不全(になる)
「代償不全」をあらわすDecompensationによる。
・アポ(った):脳卒中(を起こした)
脳卒中をあらわすApoplexyより。
【治療に関する隠語】
続きはこちら>>
関連記事









