一瞬、西武ドーム全体が静まり返った。8回、先頭打者として打席に立った内村。その初球、セーフティバントで揺さぶりをかける。しかし、ボールはインコースへ。内村の右前頭部を直撃。内村はその場で倒れこみ、担架に乗せられて退場。この回から、マウンドに上がった小野寺は、危険球で退場処分となった。
ベンチ裏に運ばれると、自力で立ちあがった内村。「大丈夫です」と笑顔も見せたものの、大事をとって、そのまま所沢市内の病院に直行。CT検査を受けた結果、骨や脳波に異常がないことが確認された。試合終了直前に病院から球場に戻ったが「球場を出た時は、3対2だったのに、こんなことになっていて…」と、二転三転した試合展開に苦笑した。
死球の瞬間についても「はっきり、当たった瞬間も覚えています。ポンとヘルメットが飛びましたよね」と振り返った内村。「大丈夫ですよ」と話しながらも、「当たった後、トイレに行ったらフラフラしました。まだ、ちょっとジンジンしますけど…」と、笑顔も見せてた。
この日は初回の第1打席でセーフティバントを決め、先制のホームを踏んでいた。好調な打席が続いているだけに、気になるのは後遺症。「守りで打球が当たったことはあるんですけど、打席で頭は初めて。次に打席に立ったたら、どうなるかですね」と、心配そうな表情も見せた。
なお、明日は休日となるが、明後日以降の練習、試合出場については、様子を見ながら決めることになった。








