先発の朝井秀樹が、初回に1点の先行を許し迎えたその裏の攻撃。先頭の中村真人左安、フェルナンデス四球で作った1死一、二塁のチャンスで、前日7号3ランを放ったセギーノルに打席が回ってきた。
「昨日のいいイメージが残っていたよ」と打席に入ったセギノール。日本ハム先発・スウィーニーの外角低めのストレートを捉えると、打球はイーグルスファンで埋め尽くされた、左中間スタンドの中段に吸い込まれ、逆転の8号3ランとなった。この一打で一気に流れを呼び込み、2死後、山崎武のソロへとつなげた。ベンチに戻ると「アウトコースの真っ直ぐだったかな。失投を逃さず打てた」と喜んだ。試合後、野村克也監督も「セギノールの3ランは効いたわい。あそこでムードがバーンと良くなったからね」と振り返った一撃だった。
ボールは中段で弾んだ。推定飛距離は、約135メートルの特大弾。打線に火をつけるには、十二分な一発だった。指揮官も「伸びたね〜。すごいよ、彼の打球は」と唸った当たりだった。
そして、8対4で迎えた6回には試合を決めた。1死一塁から、2番手・宮西のスライダーを右中間に運ぶと、お見合いした森本と糸井の間に落ちる「ラッキー」な適時二塁打。これで内村が9点目のホームイン。この後、打線がつながり、5点を追加するビッグイニングとし、試合を決定的なものにした。
試合後「チームのために活躍するのが、自分の仕事。チームが勝って嬉しいよ」と満面の笑みを見せる。古巣相手の活躍に「日本ハムで4年やって、色んな思いがあるよ」と口にしながらも、古巣を見返す意地もある。「明日も同じくらい打ちたい。明日が待てないよ」とセギノール。古巣相手の3タテへ、明日も意地を見せるつもりだ。








