スタメン発表で礒部の名前がコールされると、レフトスタンドのイーグルスファンからは大歓声が起こった。2回の第1打席でも、大きな声援でファンに迎えられた礒部。その第1打席は、オリックス先発・香月の前に二ゴロに倒れた。
第2打席では右肩に死球を受け、周囲をヒヤリをさせたものの、一塁ベース上で、ベンチに向かって、両手で丸のポーズを取り、問題ないことを伝えた礒部。そのジェスチャーが示すとおり、その後の打席で結果を出した。第3打席では、オリックス2番手・本柳から中安を放ち、復帰後初安打。さらに、最後となった第4打席でも左安を放ち、復帰戦を3打数2安打で終えた。
しかし、チームが敗れたこともあり、試合後の礒部に笑顔はなかった。「勝たないとしんどいね」とポツリ。「先に取られて、中押し、ダメ押しでしょ。5回まで投手戦であって欲しかったんだけど…」と肩を落とした。
死球については「肩をやられた」と振り返りながらも「バットは振れる」と大きな影響はなかった様子。それでも、肩を冷やすための冷却剤を手に球場を後にした。
ドームでの試合ながら「すごく暑かった。デーゲームだともっと暑くなる」と話した礒部。「今までこんな暑いところでやっていたんだなあ」と、一軍復帰の感触をかみ締めていた。











