初回、2死から福浦に遊安を許すも、里崎を打ち取る滑り出し。2回には、2死からサブローに四球を与え、暴投で二進させると、橋本の三ゴロを草野大輔が失策。2死ながら、一、三塁とピンチを招く。しかし、今江を一飛に打ち取ると、3回以降もリズムに乗ったピッチング。走者は許すものの、慌てる様子は全くなく、ロッテ打線を翻弄した。
しかし、打線も唐川を攻略出来ず、7回まで両チームとも0が並んだ。しかし、青山も負けてはいない。7回まで、許したヒットは5本だったが、内訳は、内野と外野の間にポトリと落ちたもの1本、バントヒット2本、内野安打1本。内容的には、完璧だった。「とにかく、先制点をやらないように。こういう展開も覚悟していた」と気迫を見せた。
しかし8回、100球を越えたところで、不運に見舞われた。先頭の根元を歩かせると、福浦は三振に仕留めたものの、続く里崎に左前に運ばれる。しかし、これは完全に打ち取った当たりだった。三塁の草野がグラブを出したが、ボールはその下をかすめた。結局、1死一、三塁としたところで青山は降板。121球の熱投だった。
試合後、青山が悔やんだのが、根元への四球だった。「先頭への四球。あれがすべてです」と肩を落とした。「後半、コントロールが少しずつ、ずれて来た。何とか修正したかった…」と唇をかんだ。四球もスタミナ切れからのもの。青山も「あそこを乗り切らないと」とスタミナ面の課題を挙げた。
それでも、完全復調への手ごたえをつかんだ。一時、抑え役を任されたが、失敗を重ね、自らのピッチングを見失った。屈辱の二軍落ち。しかし、二軍落ちしたことが、逆に青山を立ち直らせた。杉山賢人投手コーチは「以前は目いっぱいの力で投げていたが、一度ファームに行ったところで、リラックスしたフォームに変えて来た。シュートも良くなっている」と評価。青山も「二軍でいろいろ考えることが出来た。これから取り返したい」とホッとした表情を見せていた。








