−想像以上の誕生日プレゼントだったんじゃないですか?
「過分過ぎるくらいのプレゼントを頂いたよ。言う事ありません。」
−昨日まで「打てない」っておっしゃっていましたが、球団新記録の20安打ですね?
「山崎武が火をつけたね。見事なホームランだった、2発とも。」
−中島選手も右投手からホームランを打ちましたが。
「一応、左ピッチャーに対しては、キラー的要素が出ていて、自信を持って打席に立っている。右ピッチャーならどうかな? と思って、試験的に見ていた。ホームラン出て、自信を持ってくれれば。でも、ベンチで横川の表情を見ていたんだが、何も感じていないみたいだった(笑)。本人に聞いたんだよ。でも、ベンチで「ヤバイ、打たせるなよ(笑)」って、言っていたらしい。味方が勝って欲しいけど、ライバルは活躍して欲しくないもの。我々も若い時そうだったけど、そう言う心境なら良い事や。」
−渡辺直だけノーヒットでしたが。
「ベンチで野次られてたよ、自衛隊(守備専門の人の意)って(笑)。お、怒られちゃうな自衛隊の人に(笑)。」
−岩隈がホークスに5年間勝っていなかったのが嘘のようなピッチングでした。
「あれだけ援護射撃があれば、気楽に投げられるし、岩隈ぐらいのピッチャーがソフトバンクに勝てない事は無い。私自身そんなの度外視していたし、ローテーション通り。こだわりとか心配は無い。」
−このソフトバンク3連戦、勝ち越しました。
「まぁ、よく勝ち越せたと思います。仙台に帰って、一つでも、二つでも、貯金を増やせれば、と“欲深い事”を考えております(笑)。まぁ、でも心配はあるけどね。岩隈、田中を使った3連戦の後だから、ピッチャーのやりくりが心配だけど、頑張ってもらうしかない。」
−今日は東京に帰って、奥様と楽しい誕生日ですね!?
「…。楽しいかどうかねぇ…」
−即答しなきゃ、ダメじゃないですか。
「照れてんだよ…(笑)。良い歳して、誕生日もないだろ。」
−山崎武は「絶不調。今日も打てそうにない」と言っていたんですがね。
「その謙虚さが良かったんじゃないの? 力みが取れていた。軽く振っていたもんね。」
−岩隈は76球で交代しましたが。
「次を見据えて、交代したんだ。良い状態で行ってもらいたいから。」
−和田をうまく攻略しましたね。
「『お見事』の一言に尽きる。相手の調子が悪いと言う事があったにしても、彼のペースにもって行くまでにやっつけないと。自分のリズム、ペースに乗ったらやっかいだから。そう言う面で、山崎の2発が効いた。2発目で「プツッ」って切れたもんなぁ。それにしても飛んだよな。まだパワーがあるよ。何食ってんだろうな?」
−変化球とストレートを打ちましたね。
「一本目はフォークらしいよ。二本目は真っ直ぐだったな。」
−3本目も行ったと思ったんですけどね?
「『3本目狙って来い!」って言ったら、「狙ってきます!」って言ってたんだけどなぁ(笑)。オレは2回やっているけど、「オレができて、お前にできない事は無い」って言ったんだけど。でも、ホームランについては、まだ未熟。ホームランを狙うっていうのは、ホームランできる球を待つ事。何でもかんでも、スタンドを狙うのはダメ。そのへんはまだまだ。」
−岩隈も援護で楽に投げられた?
「岩隈には多すぎる得点だったな。疲れてないだろう。疲れが無い勝利だ。岩隈の勝利はこれでいくつになったんだ? 12勝2敗? 盆と正月が一緒に来たな。でもあんまり良いと、オリンピックに持っていかれゃうな(苦笑)。」








