5回、無死二塁のピンチでマウンドに上がった吉崎。0対5と劣勢の状態だっただけに、これ以上得点を与えたくない場面。打席には、ここまで無安打の神戸を迎えた。その神戸はバント。吉崎がダッシュして捕球し、嶋の指示で三塁へ送球したが、三塁はセーフ。犠打野選となり、いきなり一、三塁とピンチを広げしまった。
「ヤバイと思った。でも、開き直って投げた」と吉崎も振り返ったとおり、ここから粘りのピッチングを見せる。続く早川を遊ゴロに仕留め、渡辺直人が本塁へ突入した大松を封殺すると、今江右飛、金澤空振り三振とこの回をピシャリ。続く6回は、先頭の西岡から始まる好打順だったが、3人でピシャリと抑えるパーフェクトリリーフを見せた。
5日のソフトバンク戦(Kスタ)では、4回1/3を1安打無失点。この日も2回を無失点と好調が続いている。試合後「状態は悪くない。今日も抑えられて良かった」とホッとした表情を見せた吉崎。この試合も低めに丁寧にボールを集めた。「それしか取り得がないから」と照れ笑いを浮かべた吉崎。「ちょっと高めに浮くと、もっていかれるから」と頭をかいた。
中盤の厳しい場面でのマウンドが続いているが「それでも抑えるのが、自分の役目だから」と話す。これで、防御率も3.48から、2.92と3点を切った。吉崎は「一つ一つ、結果を重ねていかないといけないので…」と気持ちを引き締めていた。











