初回は、四球で歩いたフェルナンデスだが、3回の第2打席、ソフトバンク先発・パウエルの5球目のストレートを中前へはじき返し出塁。これが、実に14打席ぶりの安打となり、一塁ベース上でホッとした表情を浮かべた。
第3打席は右飛に倒れたが、6回の第4打席では主砲の仕事を果たした。一気に4点を返して7対7の同点に追いつき、なおも2死一、二塁のチャンス。ソフトバンク2番手・竹岡の2球目のシュートを左前に運び、二塁からリックが逆転のホームイン。4試合ぶりの打点を挙げた。
笑顔でベンチに戻ると、ナインの大歓迎を受けたフェルナンデス。常に陽気なドミニカンは「昨日が悪い一日でも、そしてたとえ今日が悪い日であろうと、常に明日に向かって突き進んでいくだけさ」とメッセージを残した。
試合後「全然打てなくて、不安があった」と、正直に胸の内を明かしたフェルナンデス。「ピッチャーに外ばかり放られて、それを追いかけていた」と話した。しかし、その不振もようやく脱する気配を見せたマルチ安打となった。
開幕以来、守り通した4番の座を、前日6日に山崎武司に明け渡した。それでも、ショックを見せることなく「山崎武はとても調子がいい。2人で頑張ってチームに貢献できたらいいね」と意気込む。打率も.298にアップし、3割復帰目前まで迫った。










