3月2日のロッテとのオープン戦(長崎)以来、約2ヶ月ぶりに先発のマウンドを踏んだ長谷部。初回、先頭打者の打球の処理を焦り、一塁へ悪送球。いきなり無死三塁のピンチを背負う。1死後、四球で一、三塁とピンチを広げると、次の打者にはカウント0−1からの2球目を右前に落とされ、1点を献上。さらに二ゴロの間に2死二、三塁とされ、中前適時打で2点目を失った。
2回、3回はともに無失点に抑えたものの、ボールが先行する苦しいピッチング。3回までに5四球と制球が乱れた。しかし「試合中に修正した」と振り返ったように、4回、5回はともに三者凡退と本来の姿。4回の先頭打者から四者連続三振を奪うなど、社会人相手に格の違いも見せつけた。
「力が入った。力んで力任せになった」と序盤のピッチングを悔やんだ長谷部。そんな中でも「全くヒザを気にせず投げられたことが収穫。体調自体は全く問題ない」と確かな手ごたえも手にした。4回終了の時点で、予定されていた80球を超えていたが、5回も続投して合計109球。「(5回は)どうするか、聞かれたが、やっと(手ごたえが)つかめてきたところだったので」と続投を志願しての100球超えとなった。
長谷部のピッチングを見守った松井優典二軍監督は「最初のプレーで動揺したのが、尾を引いたのかも知れない」と立ち上がりの乱れを分析。それでも「ヒザさえ異常なければ、一軍で調整しながら投げられる段階まで来ている」と、予想以上の回復状態であることは間違いない。「今後は、上(一軍)の判断に任せる」と、一軍首脳陣の判断次第では、早期の一軍昇格もあり得ることを示唆した。










