吉崎は、先発・朝井秀樹の後を受けて、3回途中、1死一、二塁で登板。早い段階でのマウンドとなったが「準備はしていた」と不安はなかった。柴原の一ゴロで2死二、三塁とされると、暴投で1点を失ったが、その後は順調そのもの。強い雨の中、4回1/3を投げ、1安打無失点。3回裏にはイーグルス打線が逆転したため、勝利投手の権利を残してマウンドを降りた。今シーズン最長となるロングリリーフでの好投に「与えられたところでやるだけ。雨は関係なかった。ロングリリーフも大丈夫」と胸を張った。
3番手・青山浩二が、7回の2死二塁の同点のピンチをしのぎ、8回は4番手・有銘兼久が三者凡退。続投した9回、先頭打者を中安で許すと、1死後、小山がマウンドへ。しかし、最初の打者・仲澤を四球で歩かせると、代打・大村に右前へ運ばれ、1死満塁のピンチ。続く川崎に左前適時打を許して同点とされ、吉崎の移籍初白星を消してしまった。
その後、山崎を中飛に打ち取り、10回も無失点で踏ん張った小山だが、11回に先頭の小斉に中安を許すと、犠打で1死二塁とされ、大村に逆転適時打。さらに、川崎中安で1死一、三塁とされると、山崎には左犠飛で駄目押しとなる7点目を失い、今シーズン初黒星を喫した。「大村には、甘い球がいった。自分が抑えていればいい話なのに…」と、試合後は言葉少な。肩を落として球場を後にした。
9回の先頭から小山という選択肢もあったが、紀藤真琴投手コーチは「有銘が8回に良かったから」と説明。野村克也監督は「左、左にこだわり過ぎるところもあるな」と、9回も左打者がいたことで、有銘を続投させたをことを悔やんでいた。











