初回、1点を先行されたものの、高須用洋介の当たりが敵失を誘い同点。なおも2死満塁とチャンスが続くところで、横川にプロ初打席が回った。試合前「緊張するから、とにかく初球から振ります」と笑っていたが、その初球は、ソフトバンク先発・ガトームソンの投じた、変化球が抜けた高めのボール球を見逃す。そして2球目、スライダーを上手く流し打ち。打球は左前に転がり、逆転の適時打。プロ初打席で初安打、初打点を記録した。
そして、再び2対3とリードを許して迎えた3回。再びチャンスで横川に打席が回る。高須の適時打で同点に追いつき、なおも続く2死一、二塁。今度は、ガトームソンのストレートを引っ張った。「詰まっていたけど、気持ちがノッていた分、うまく腰を回して打つことができました」と振り返った一打は右翼線へ転がり、再び試合をひっくり返す適時打となった。
その後、6回の第3打席は二ゴロ、8回の第4打席は三飛と凡退した。延長10回、無死一、二塁で迎えた第5打席では、プレッシャーがかかる場面で、きっちり三塁前に転がし、走者を進め、役割を果たした。
野村克也監督も「今日唯一の収穫」と目を細めた活躍。横川は「(第1打席は)ファーストストライクからいけたし、第2打席も初球ファールから。(ボールに)触れたのでつながった」と笑顔で適時打を振り返った。しかし、試合は延長11回に2点を奪われ敗戦。プロ初のお立ち台を逃してしまったが「負けたのは、しょうがないです」と、気持ちを切り替えて引き上げた。











