この日からメニューに加わったシートノックでも、連携プレーでサインを出し、細かい動きを見せるなど、セカンドとしての動きが身についてきた枡田。昨シーズン終盤、一軍に上がり、セカンドで初めてプレーし、非凡さを見せたが、その後、フェニックス・リーグ、秋季キャンプとセカンドとして、徹底的に鍛え上げられた。
この日も全体メニューを終えた後、グランドで特守を行った。真っ黒になりながら、必死にボールを追いかけた。「セカンドの動きにも慣れてきた。あとは自信だけですね」と笑う。
ポジション獲りを挑む相手は、選手会長の高須洋介内野手。「とてつもなく大きい相手。まだまだ足元にも及ばない」と枡田。西俊児守備走塁コーチも「去年から比べると格段の進歩」と、ステップアップを認めながらも、「足で打球を追えていないなど、まだまだ勉強すべきことはある。もっとセカンドで技術的な経験を積まないといけない」と指摘する。それでも、確実にその差は狭まっている。
バッティングのレベルアップも欠かせない。センスの良さは、昨シーズンの一軍で見せた。あとは、確実性を増すだけ。野村克也監督から「下半身の動き」を注意され、それを頭に入れて打ち込んでいる。
まだまだ課題もあるが、着実に成長の跡を見せている。初めての一軍キャンプにも「若い選手が多くて楽しい。やりがいがある」と話す20歳。3年目のステップアップに注目が集まる。










