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楽天スポーツが選ぶ、イーグルス年間表彰。最優秀選手には、本塁打王と打点王の2冠を獲得。球団初のタイトルホルダーとなった、山崎武司内野手を選出した。
−楽天スポーツ年間表彰・MVPに選出されました。
「ありがとうございます。」
−今、改めて、今年を振り返っていかがですか?
「シーズンは長く感じたね。状態が悪いとそう感じるけれど、最後の9月が長く感じた。残り10試合を切ってから、全然打てなくて…。長かったということに尽きるね。」
−球団初のタイトルホルダーとなりましたが?
「ラッキーがあった。ローズも故障して離脱したし。何でか分からないけれど、タイトルに関しては、いい事が重なったと思う。」
−キャンプ、オープン戦、そしてシーズン中盤と最高の状態だったが?
「それはね。でも、最後が苦しかったから、そう感じている。ただ、体調がずっと良かった。これは一番だね。喜ばしいことだよ。」
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−キャンプから体調は良かった?
「良かった。自主トレで走りこんで、いい状態でキャンプに突入できた。二軍でのんびりマイペースでやれたし。若い活きのいい連中ともやれたしね。すべてが上手くかみ合った感じかな。」
−キャンプ初日、松井二軍監督も「すぐ試合が出来る」と驚いていた。
「自分でも「早いかな?」という感じはあった。でも、監督から言われて「そんな状態かあ」と自分でも驚いた(笑)。」
−よっぽど、自主トレのやり方が良かった?
「そうだね。特に、1月にケガしなかったことが良かった。痛いところもなかったからね。しっかりと走り込めたし、全く不安がなかった。」
−いい形でオープン戦にも入れた?
「ホームランもポツポツ出て、最近になく状態は良かったね。去年は19本だったから、今年は25本〜30本ぐらいはという気持ちもあった。予定より18本多かった(笑)。」
−でも、開幕直後は苦しんだ?
「何でだろうね。あれだけ順調に来ていて、いざ、本番に入ったらピタリと止まった。2戦目で一発は打ったけれど、今年はこれで終わりじゃないかと思った。」
−そんな時の野村監督の言葉は大きかった?
「悩んでいる時に『まだ長いのに、何焦ってるんだ」ってね。この一言は大きかったですよ。」
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−中盤は面白いように本塁打が出た?
「1打席1打席必死だったけどね(笑)。でも、40本以上も打ってたイメージないんだよね、9月が全く打てなかったから。『え?そんなに打ってた?』っていう感じ(笑)。」
−その9月は、本当に苦しかった?
「苦しかったね。精神的にも体力的にも。まずは、足がボロボロだった。でも、チームは最下位脱出が見えていたから、痛いと言えないし。休むことも考えたんだけれど…。でも、チームは折角ここまで来ていたから…。休む訳にはいかなかった。毎朝起きると、足は大丈夫かな?ってさすっていた。」
−休んでも不思議じゃない状態だった?
「チームの順位が決まっていたら、1週間ぐらい休んでいたと思う。」
−精神的にも苦しかった?
「ローズが離脱して、どんなに悪くても『あと3本ぐらいは』と思っていたけど、打てない打てない(笑)。僕と並んで離脱したけれど、逆にいなくなっただけに、絶対に獲らないとというプレッシャーになった。」
−それだけに、43号が出た時はホッとした?
「本当にホッとしたよ。」
−43本の本塁打の中で、一番印象に残っているのは?
「う〜ん…。1号かな? 調子が悪かった時に出た1本だからね。今でも感触に残っているよ。でも、打った1本、1本は大事にしたいね。」
−今オフ、タイトルホルダーとして大忙しだが。
「世間の目が変わってきたね(笑)。大きさを感じています。」
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絶えず声をかけ、練習中も笑顔を見せる |
−シーズン終了直後、『何でこんなに打てたのか、ゆっくり考えてみます』って話していたが、要因は見つかったか?
「まだ忙しくて…。何も考えたくないんだけれど、それもゆっくり出来ていない(笑)。もう、来年は始まっているんだけれど、分かりませ〜ん(笑)。」
−チームの今年を振り返っては?
「最下位脱出という方向性は見えた。今年は若い選手、特に田中やルーキーが頑張ってくれた。いっぱい怒りましたけれど(笑)。彼らがいなかったら、今年はなかったと思う。評価してあげたいね。」
−その来シーズンに向けて。
「まずは、今年のイメージは捨てる。周りの期待は、今年以上に大きくなるかも知れないけれど、過去を捨ててやっていかないと、結果は残せないと思う。そして、体が健康で、力強いスイングが出来ることが一番。体調面をしっかり管理。これが一番だね。いい状態で臨まないと、いい結果は出ない。」
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ベンチでも声を出し、若手を引っ張った |
−オフは?
「シーズンが終わって少し太ったけれど、体が大きい分、意外と簡単に削れる。7〜8キロベストより重くして、自主トレ、キャンプで落としていく。」
−チームの来年は?
「もちろん、優勝。プレーオフは十分狙える戦力にはなっていると思う。」
−最後にファンの皆さんへ
「ここまで3年、いい時も悪い時も見守って頂きました。2つ順位を上げましたが、ファンの皆さんのおかげです。来年は大いに期待してもらって、声援をお願いします。今年1年、ありがとうございました。では、また来年!」
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