楽天イーグルス
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2007年度、最後の月間MVPは、シーズン中盤からレギュラーに定着した草野内野手。3番に座り、打率.407、15打点で打線をけん引。勝負どころで持ち味を発揮し、チームの4位に貢献した。 −9月のMVPに選出されました。 「ありがとうございます。」−改めて、9月を振り返っていかがですか? 「よく打ったと自分でも思います。でも、特に何も変わっていないんですよ。ただ、精神的には、いつもダメならダメでいいやという心境になれていましたね。イコールポジティブ。前向きにやるしかない。『それでダメだったらしょうがない』という気持ちが良かったんでしょうね。」−開幕はレギュラー抜擢も、結果が出ませんでした。 「今年はやらなきゃ、という気持ちが強かったですね。キャンプやオープン戦も順調で、『大丈夫』という気持ちにはまりました。結果が欲しくて『打たなきゃ、打たなきゃ』という気持ちもあったと思います。」−それが、シーズン中盤からは吹っ切れた? 「代打で使ってもらって、たまたま打てて、徐々に気持ちが吹っ切れてきましたね。期待に応えなきゃ、という気持ちも空回りしていたんですが、逆に自信というものも生まれてきました。」 |
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9月も決して月間を通じて好調だった訳ではない。中旬には、11打席ノーヒットもあった。しかし、猛打賞を6度記録するなど、集中打が目立った。23日の西武戦(フルスタ)では、決勝打を放ち、野村監督から「不動の3番」とたたえられた。 −9月は勝負どころでも結果が出た。 「そうですね、シーズン当初は自分の結果ばかりでしたね。でも、打順が上がって、『チームをどうにかしたい』という気持ちが強くなりました。だから、勝負どころでの評価は嬉しいですね。」−その9月で、一番頭に残っているゲームは? 「正直、細かく覚えていないんです(笑)。ソフトバンク戦で、斉藤和投手のフォークを打ったタイムリー。ロッテ戦で吉井投手から打ったホームランぐらいですかね。吉井投手のホームランは、チェンジアップをためて、しっかり打てました。」 |
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草野の好調さを現したのが、9月27日のオリックス戦(スカイマーク)と29日のソフトバンク戦(ヤフーD)の2試合だった。27日のオリックス戦で4打数4安打1四球をマークすると、29日のソフトバンク戦では、第1打席から中安、左安。四球を挟んで第4打席では左2。7打数連続ヒット、9打席連続出塁は、ともに球団記録となった。 −取り組んだ練習も良かった? 「池山コーチから『騙されたと思ってやってみろ』と言われた練習を7月から1ヶ月くらい取り組んで、その効果も出ましたね。ティー打撃で足を広げて、低めを打つという単純なものだったのですが『1ヶ月後に結果が出る』と言われて取り組んで、8月頃から効果が出ました。」−具体的な効果とは? 「チェンジアップとか、フォークに対応出来るようになりました。下半身に粘りが出たんですね。慣れもあったと思うのですが。」
−3番という打順については? 「自分はポイントゲッターとは思っていません。あくまでも、チャンスメーク、つなぎ役です。2死無走者で打席に立つ時も『ランナーに出れば、後ろに武司さん、リック、マイヨがいるから、ビッグイニングになる可能性もある』と思って打席に立ちました。四球でも何でも、塁に出れば、得点に絡むことが出来るだろうと。」−でも、その3番がはまりました。 「社会人時代も経験していた打順ですから、打ち慣れているし、流れが分かりやすかったですね。まあ、下位よりも、打者としても走者としてもセオリーが分かっていますからね。」 |
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草野の3番は、開幕直後、そして交流戦と何度となくあった。しかし、定着したのは、8月に入ってからだった。日替わりではなく、定着したことで、役割を果たすことに集中しようと決めたという。 −でも、最初に3番に起用されたときは戸惑いもあっみたいですが(笑)。 「『自分でいいのかな?』とは思いました。でも、結果も出てるし、ヒットも出てるからいいかっと…(笑)。」−でも、開幕当初からは想像できない活躍だった。 「本当にそうですね。正直、オープン戦でちょこちょこ打って、過信がありましたね。それから、悩んでバットを振りました。体はきつかったけれど、気持ち的に充実はしていました。」
−やはり、去年の秋季キャンプにつかんだきっかけが大きかった? 「そうですね、バットに慣れたのが一番ですね。ようやく巡り会ったというか(笑)。振れない、使い切れないバットを無理して使っていたことが分かりました。去年の秋季キャンプから、バットが振れるようになったので、そういう意味でいうと、きっかけになりましたね。」−でも、来シーズンはマークもきつくなる。 「もちろんそう思います。ただ、監督もおっしゃっているとおり、きつくなっても、ヒットが同じくらい出れば本物だと思います。野球人生って上手く出来てると思うんです。僕も社会人時代、1年目でゲーム出してもらって、まあまあ結果が出て、2年目でホームランを打ち出して、3年目にマークがきつくなった。それを乗り越えて、今があります。プロでも同じ。その中で打っていかないと。マークをかいくぐって、結果を残さないといけないですね。」−その来シーズンへ向けて、決意を。 「社会人でやってきた自負を持ちつつ、しっかりと練習をしていきたい。基本は同じでも、違った練習方法も見つけていかないといけないでしょうし。」−最後にファンの皆さんへメッセージを。 「一年間、一生懸命応援していただいてありがとうございました。順位も上がって、少しは喜んでもらえたかな。でも、この結果に満足せず、来年は最低でもプレーオフ出場目指して頑張ります。来シーズンも応援をよろしくお願いします。」 |
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◆草野大輔(くさのだいすけ) |
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・草野、好スライディングで奪った3点目 (2007年9月2日) |
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