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2008年5月

2008年|3・4月5月

[3・4月度MVP] エースとして5勝を挙げチームを引っ張った岩隈久志選手独占インタビューはコチラ
5月度MVP 渡辺直人内野手 楽天スポーツ月間MVP、5月度のMVPは、一番バッターとして出塁率が.413と光った、渡辺直人内野手に決定!!
渡辺直人内野手

練習後、笑顔でインタビューに答える渡辺直

−5月度の楽天スポーツ月間MVPに選ばれました。

「ありがとうございます。でも、僕が選ばれていいのかな? というところが、正直な気持ちです。」

−やはり、.413(5月)という出塁率の高さが際立っていました。

「出塁率が高いというのは、自分でも良かったなと思っています。自分自身、打率よりも出塁率にこだわっているので、そういう結果につながったし、いい感じになっているんだと思います。」

−1番バッターとしても最高の内容でした。

「1番の出塁率が、チームの得点に大きく左右すると思っています。やりがいとともに、責任感も感じています。」
渡辺直人内野手

勝利のパターンが確立

−渡辺直選手が出て、クリーンアップがかえす。打線のつながりの形も出来ました。

「そうですね。後を打つ選手には信頼がありますからね。いいバッターが揃っているので、自分も、何とか出ればかえしてくれると思って、何でもいいから『塁に出よう』と思っています。そして、出たら『何とか二塁へ行こう』と思っています。二塁まで行けば、誰かが、かえしてくれますから。」
目的意識を持って、キャンプを送れた
渡辺直人内野手

池山打撃コーチから指示を仰ぐ

ルーキーだった昨シーズン、渡辺直はシーズン中盤からショートのレギュラーに定着。打順も後半は一番を任され、打率.268、2本塁打、26打点。チーム史上最多となる25盗塁を記録し、野村克也監督の信頼を勝ち得た。2年目の今シーズンは、開幕から1番・ショート。イーグルスの切り込み隊長として、好調なチームをけん引している。

−去年実績を残して、今年はマイペースでキャンプを過ごせたのではないですか?

「やりたいことを考えて、目的意識を持って、キャンプを送れたと思っています。自信も出て来ました。でも、オープン戦に入って、結果が出なくて…。自分がやってきたことが間違いだったんじゃないかと悩みました。」

−しかし、開幕に入ると結果が伴った?

「間違っていなかったとホッとしました。」

−オープン戦では、どこに問題が?

「やりたいことを、いろいろ試そうと思っていました。でも、力不足。実戦で対応する力が、まだ備わっていなかったんだと思います。」
どんな死球でも痛いんです…
渡辺直人内野手

死球を受けても「ラッキーと思うようにしています」

オープン戦では、悩みに悩んだ。ヒットが出ず、打率は2割に届かず.159に終わった。不安を抱えたままでの2年目のシーズンイン。しかし、開幕戦の最初の打席で、ソフトバンク・杉内から二遊間への内野安打を放つと、第2打席は痛烈な当たりの中飛、第3打席も左飛。ヒットは1本だったものの、最高の感触を手にした。

−でも、それが逆に良かったのでは?

「はい。自分の強みと弱みをしっかり知ることが出来ました。」

−開幕戦の第1打席で初ヒット。これは大きかったのでは?

「そうですね。オープン戦がそういう状態だったので、不安が大きかったですから…。でも、第1打席でヒットが出て、気が楽になりました。あの打席、アウトになっていたら、その後の結果も違っていたでしょうね。2打席目以降も内容がありました。バットが振れる感覚になりましたから。」

−出塁へのこだわりも?

「キャンプから、自分のテーマの一つでしたから。でも、オープン戦で、ボールを見るようにしていたのですが、それだけじゃダメだなと感じました。ヒットでもしっかり出ないといけない。甘い球だったら、見逃さずに積極的に打っていかないといけない。追い込まれてから、ボールを見ていくだけではダメだと感じました。」
渡辺直人内野手

自ら課題は守備と話す

−それが、初球からでも積極的にいくことにつながった?

「はい。初球から打っていくという姿勢が見えれば、相手ピッチャーは簡単にストライクを取りに来ませんから。甘いボールがいったら打たれると思うでしょうし。そうなれば、こっちのペースで勝負出来ますね。」

−死球も多いですね。

「出るための方法ですから…。でも、グラウンドでは態度に出しませんが、どんな死球でも痛いんです…。ただ、これだけ多いと、相手ピッチャーはイメージが出来ると思うんですよね、避けないって。そうすれば、インコースも厳しいところには、攻められないだろうと思うんですよ。それも狙いの一つです。」

−現在、死球は日本記録ペースですよ。

「何でもいいから出たい。死球を受けると『ラッキー』と思うようにしています。でも、痛いんですよ…(苦笑)。ほら、この左腕見てください。(インタビューの4日前に)かすったような死球でしたが、青く腫れています。」
元気だけは常に出そうと思っています
渡辺直人内野手

打率も3割目指して奮闘する

渡辺直の6月20日現在の死球数は17個。日本記録は、昨シーズン、オリックスのラロッカが記録した28個。まだ、半分以上の77試合を残しているだけに、日本記録を更新するペースで死球を受けていることになる。ただ、ボールを受けたところは、体の何箇所にも、あざとなって残っている。

−ノーヒットに終わった時の気持ちの切り替えは?

「焦りは出ますよね。ヒットも欲しくなりますが、『やってきたことは正しい』って思って、気持ちを切り替えています。」

−盗塁もチームトップですね。

「塁に出たら、任されています。常に『スキあらば…』と狙っています。送るとアウトが増えますが、盗塁を成功させれば、アウトは増えない。でも、警戒はされますからね。塁で揺さぶれば、ヒットゾーンも広がるし、ボールも多くなる。次のバッターが球種を絞りやすくなる。そういう部分でも、役に立てればと思っています。」

−野球が楽しそうに見える。

「そうですか(笑)。とにかく、元気だけは常に出そうと思っています。チームも僕が出れば、得点につながるという気持ちを持ってくれつつありますから。もちろん、自分一人で野球をしている訳ではないのですが、打席で責任を持って立とうと思っています。去年はまだ、そういう部分での意識が低かった。でも、今年はそういう気持ちを持って出ています。」

−元気がテーマ?

「とにかく、勝っても負けても元気印で。チームが活気付くプレーをしていきたいですね。」

−まだ、シーズンは半分。後半の課題は?

「守備ですね。送球でボーンヘッドが多い。イージーエラーもある。一つひとつのプレーを確実にしたいですね。アウトにして当たり前。当たり前のことを普通にやりたいです。」

−最後に、ファンの皆さんへメッセージを

「いつも応援ありがとうございます。今年は優勝します。そのためには、皆さんの応援の後押しが、どうしても必要です。後半も、応援をよろしくお願いします。」
渡辺直人内野手

◆渡辺直人(わたなべなおと)
[生年月日]1980年10月15日
[出身地]茨城県
[身長/体重]173cm/73kg
[投打]右投右打
詳しいプロフィールはこちら>>

渡辺直選手 5月のハイライト

渡辺直、ダメ押し打含む今季2度目の猛打賞! (2008年5月4日)
渡辺直、得点圏適時打、先頭3出塁 (2008年5月5日)
適時打なしで2打点、試合の流れを変えた渡辺直 (2008年5月6日)
渡辺直、土壇場で決めた同点スクイズ! (2008年5月17日)

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