井野のスタメンは、野村克也監督が決断した。「『今日は井野でいこう』という、野村監督の意見だった」と、明かした山田勝彦バッテリーコーチ。「井野は緊張すると思うが、これからのことも考えてしっかりやって欲しい」とエールを送る。ミーティングは十分に重ねた。山田コーチは「今までに吸収したことを生かして欲しい。チャンスにして欲しい」と期待を込めて話した。
2試合で、西武打線を相手に投手陣をリードした藤井彰人は「低めのボール球を振ってくれない。相手のストライクゾーンにいった球を見逃さない」と厳しい表情で振り返る。今日のスタメンマスクは井野に譲るが、先発・朝井秀樹に「思い切って向かって欲しい」と逃げずに、全力投球することを求めていた。
井野がスタメンマスクをかぶるのは、7月12日のロッテ戦(Kスタ)以来、約1ヶ月ぶり。今シーズン、西武戦でのスタメンマスクは、7月5日の8回戦(西武ドーム)の1試合だけ。この試合には敗れたものの、7回までマスクをかぶり、西武打線の攻撃を3点で食い止めた。昨シーズン、正捕手を務めた嶋基宏の二軍調整が続いているだけに、3年目・井野のにとって、大きなチャンスとなる試合になりそうだ。






