リハウスガールとして知られる夏帆さんと、ガレッジセールのゴリさんが熱唱を繰り広げる映画「うた魂♪」(うたたま)の制作報告記者会見が16日、都内で行われた。
会見には田中誠監督始め、薬師丸ひろ子さん、夏帆さん、ゴリさんが登場して映画の見所や撮影の感想を語り、夏帆さんは合唱団と共に美しい歌声を披露した。
「うた魂♪」は、北海道・函館の七浜高校合唱部に所属するナルシストな女子高生、荻野かすみ(夏帆)が主人公の青春感動エンターテイメント。自分の歌声とルックスに異常なまでの自信を持っていたかすみが、あることをきっかけに自信を喪失して退部まで考えるが、参加した合唱祭で熱唱するヤンキー合唱団の姿に感激、そのリーダーである権藤洋(ゴリ)から叱咤激励されて立ち直るというストーリー。
見所はふんだんにある合唱シーンで、田中監督は「始めは合唱自体が映像として絵になるのかと心配でしたが、ハーモニーというのはみんなで実現させるもので、カラオケを一人で歌うよりすごく楽しいこと。映像としても力強いものになることがわかりました。それが皆さんに伝わればと思います」とコメント。本作では山田耕筰、尾崎豊、ゴスペラーズなど、クラシックからポップスまで数々の名曲が合唱バージョンで楽しめるという。
映画と同じ制服姿で現われた夏帆さんは、「歌うのは苦手なので大変でしたが、撮影したひと夏を七浜高校合唱部の一人として過ごせて楽しかったです」と16歳の少女らしい感想を述べた。
やはり映画の役と同じ格好で登場したゴリさんは、アフロ風なリーゼントヘアに学ランといういでたち。35歳で高校生役を演じたが、「自分の姿はライオネル・リッチーにしか見えませんでした。撮影中は夏帆ちゃんに見とれてしまったので、ついついセリフが間延びしちゃいました」と裏話をして会場を笑わせた。
ストリートミュージシャンとしての顔も持つ合唱部の顧問、瀬沼裕子を演じた薬師丸ひろ子さんは、プライベートでも毎年合唱コンクールを欠かさず見ているという「合唱マニア」。指揮の特訓を受けて撮影に臨み、その上手さで監督に「鳥が舞うようだった」と言わせている。
会見の最後には夏帆さんが合唱団と一緒にゴスペラーズの「青い鳥」を歌い、女子高生合唱団の清らかながら迫力ある歌声を会場に響かせた。
「うた魂♪」の劇場公開は2008年春休み、シネクイント、シネ・リーブル池袋ほかにて全国ロードショー。








