調査結果概要
- 最も利用されている電子マネーの利用数トップ3は、1位「Edy(エディ)」2位「Suica(スイカ)」3位「nanaco(ナナコ)」。
- ポイントプログラム利用数トップ3は、1位「ANAマイル」2位「楽天スーパーポイント」3位「nanacoポイント」。
- 月の利用額は、3,000円未満が全体の4割以上を占めた。
- 電子マネーを利用する理由のトップは、「支払いが簡単だから」。
- 7割以上の人が現在の電子マネーサービスに満足していることがわかった。
- サービス選定の際に重視する要素は、「利用時にポイントがつく」「普段よく利用する店で使える」「チャージできる場所の多さ」など。
- 今後使用できるのが望ましい場所は、「スーパー」「コンビニエンスストア」「自動販売機」。
- 「おサイフケータイ」の利用率は約3割。利用者の65%がサービスに満足していることがわかった。
調査結果
- 電子マネーのトップは「Edy」、ポイントプログラムのトップは「ANAマイル」
はじめに、電子マネーとポイントプログラムの利用動向について尋ねた。利用している電子マネーで最も多いのが、ビットワレット社の「Edy(エディ)」で、28.2%の人が利用していると回答した。以下、0.1ポイント差でJR東日本の「Suica(スイカ)」(28.1%)、セブン&アイ・ホールディングスの「nanaco(ナナコ)」(12.9%)と続く。2007年3月にリリースされて大きな話題を呼んだ鉄道・バス共通乗車カード「PASMO(パスモ)」は、40代、60代の男性層、20代女性層に比較的利用者が多い。
一方、主に利用しているポイントプログラムは、「ANAマイル」(17.9%)、「楽天スーパーポイント」(13.7%)、「nanacoポイント」(12.3%)がトップ3で、「Suicaポイント」(11.7%)がそれに次いだ。
「ANAマイル」は30代男性の利用率がとくに高く(29.0%)、50代女性の利用率が目立って低い(9%)。一方、全体で3位につけている「nanacoポイント」は、50代女性層ではトップ(17.0%)となっている。性別で差がみられるのは、イオンの「WAONポイント」で、女性(10.4%)が男性(1.6%)を8.8ポイント上回っている。飛行機を利用してアクティブにポイントを貯める30代男性と、地域のスーパーマーケットやコンビニでポイントシステムを活用する50代女性という構図が見て取れる。
- 利用額のボリュームゾーンは3,000円未満
次に、1カ月あたりの電子マネーによる支払額を聞いた。最も多かった回答は「1,000円未満」で19.3%。「1,000円-1,999円」(12.8%)、「2,000円-2,999円」「10,000円-19,999円」(ともに11.3%)がそれに続く。利用額3,000円未満が全体の4割以上(43.4%)を占めている。
「10,000円-19,999円」という回答は、30代男性と40代以上の女性が比較的多い。特に60代女性は、全体の30%が1カ月当たり10,000円以上利用しており、電子マネーと親和性が高いことが分かった。金額から見て、日常の買い物でクレジットカードがわりに電子マネーを使っているケースが多いことが想像される。
電子マネーを利用する理由(最大3つまで回答可)で圧倒的に多かったのが、「支払いが簡単だから」(78.4%)。以下、「ポイントがつくから」(46.6%)、「お金を持ち歩かないで済むから」(28.4%)という結果となった。
昨年の調査と比較すると、「ポイントがつくから」が21ポイントも上昇し、突出した伸びをみせた。昨今のポイントプログラムの充実が要因ではないかと思われる。
- 7割以上がサービスに満足。一方、使える店の少なさに不満の声も
電子マネーサービスに関する満足度では、「非常に満足」と「ある程度満足」を合わせた「満足層」が全体の7割以上(72.5%)という結果となり、「やや不満」「非常に不満」を合わせた「不満層」(7.6%)を大きく引き離した。
項目別に見ると、満足度が高かったのが、「決済方法」「チャージ(入金)方法」「チャージ(入金)できる金額の限界額や単位」などであった。一方、「使える(電子マネーで支払い可能な)店の多さ」では、不満層が36.7%を占めた。ユーザーのニーズに購買インフラが追いついていないという現状が見える。
- サービス選定の決め手は、「利用時にポイントがつく」こと
電子マネーを選ぶ際の重視する点に関する質問(最大5つまで回答可)では、「利用時にポイントがつく」という回答が際立って多く(58.9%)、ほかに、「普段よく利用する店で使える」(43.3%)、「チャージできる場所の多さ」(35.8%)、「使える店の数が多い」(33.4%)の回答が上位となった。
性・年代別に見ると、20代男性で「割引制度がある」、30代男性で「おサイフケータイとして使える」、50、60代女性で「残高確認や購入履歴が確認できる」といった回答が他の層と比べて多く、それぞれの年代の特徴をあらわしている。
次に、今後使用できるのが望ましい場所について尋ねたところ(最大5つまで回答可)、「スーパー」(51.4%)、「コンビニエンスストア」(43.0%)、「自動販売機」(41.0%)がトップ3の回答となった。より生活に近い場所で利用できることを望んでいる人が多いことがわかる。
性・年代別では、60代に「電車の運賃」での利用を望む声が多いほか、男性の30、40代で「飲食店」という回答が多いのが目立っている。
- 「おサイフケータイ」の利用は3割。満足度は高い
最後に、携帯電話を電子マネーのカード代わりとして使える「おサイフケータイ」の利用動向を調べた。
利用率は約3割(30.3%)で、利用している携帯電話会社は、「NTTドコモ」(60.1%)、「au(KDDI)」(27.4%)、「ソフトバンク」(12.5%)という結果になった。満足度に関する質問では、利用者の15.8%が「非常に満足」、50.2%「やや満足」と答えている。
グラフ付きの調査結果は以下URLからご覧いただけます。
http://research.rakuten.co.jp/report/
調査概要 調査エリア: 全国 調査対象者: 20代-60代男女 回収サンプル数: 1,000サンプル(性別×年代別均等割付 各セル100サンプル) 調査期間: 2008年7月18日-23日 調査実施機関: 楽天リサーチ株式会社
楽天株式会社
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