伊藤忠など、新エマルジョン燃料製造装置の開発に成功、今夏より商品化 (JCN Newswire)
Tokyo, July 11, 2008 - (JCN Newswire) - 伊藤忠商事株式会社(TSE:8001)と丸福水産株式会社(以下「丸福水産」)は、エマルジョン燃料製造装置の製造、販売に関するライセンス契約をこのたび締結いたしました。
伊藤忠は丸福水産が特許技術を持つラモンドミキサーを使用して、エマルジョン燃料製造装置を開発し、北海道の「よつ葉乳業株式会社」等で1年間の実証試験を実施してまいりました。実証試験の結果、C重油使用の10ton級ボイラーでは5%の重油使用量の削減と、大幅な排ガス清浄化が確認され、また他の顧客のディーゼルエンジンでは10%の燃費の向上と40%以上のNoxと70%以上のばいじん量の削減が確認された事よりエマルジョン燃料製造装置の商品化を決定し、オイルマイザー(仮称)の称号で、今夏より販売を開始いたします。
エマルジョン燃料とは、一般的に油と水のように混ざり合わない2液の一方を小滴化(粒径は一般に数μm)して均一に分散混合された燃料をいい、従来から提唱されていた技術ではありますが、水の小滴化技術や、2液の分離防止のために乳化剤の添加を必要とする等の理由により普及には至りませんでした。今般丸福水産が開発したラモンドミキサーにより、水粒を1μm以下に微細化し、乳化剤の添加無しでも長期に安定なエマルジョン燃料の製造が可能となりました。
本商品は燃費向上による経済メリットに加え、燃比向上に伴うCO2の削減、及び大幅な排気ガスの清浄化が達成された事より、大型ボイラーを使用する工場、また舶用エンジンを取り扱う造船各社、船舶会社向けにエマルジョン燃料製造装置として販売してまいります。
本商品の製造・販売は、伊藤忠の事業会社である「伊藤忠プランテック株式会社」が行います。定価は1台2,000万円を予定しており、初年度は10億円の売り上げを見込んでおります。
伊藤忠商事株式会社
伊藤忠商事は多様な機能と世界80ヵ国以上におよぶ広範なネットワークをもち、トレーディングをはじめとし金融関連事業、事業投資など幅広いビジネス活動をダイナミックに展開しています。1997年、当社はカンパニーがそれぞれ自主的な経営を行うディビジョン・カンパニー制を導入、更に1999年度からは執行役員制を取り入れ、迅速な決定と総合力とを併せもつ最適な組織への変貌を遂げました。これによって市場の変化や顧客のニーズに、より早く、より的確に対応できる経営体制を確立しました。
また、地球環境問題を経営方針の重要事項の一つと位置付けて早くから取り組んできた活動も、1997年12月には環境マネジメントシステムのISO14001の認証を取得し、新たな一歩を踏み出すことができました。これからもますます「力あふれる企業」を目指していきます。
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[ 2008年7月11日12時52分 ]